ToStringを使いこなそう
前提
.netエンジニア全般。ToStringを文字列へのキャストだけで使用している人。フロントエンジニア。String.Formatとかキャスト用の自作メソッドを作っちゃったり、Format(※1)を使用している人など。
※1 多くは言わないが、さすがに反省すべき。
ToStringで何ができるの?
個人的に、よく使用するものだけを抜粋する。
■(1000).ToString(“C”)
価格の表記となる。
\1,000
■(1000).ToString(“#,0”)
価格の表記となる。
1,000
■(1).ToString(“D10”) または (1).ToString(“0000000000”)
ゼロ埋めしてくれる。
0000000001
■Now.ToString(“yyyyMMddHHmmss”)
指定のフォーマットに変換してくれる。
20210617235959
■(0.325).ToString(“P0”)
パーセント表記に変換してくれる。
33%
※P1とすると、32.5%となる。四捨五入で桁をそろえる指定。
■(123.456).ToString(“0.00”)
指定の桁にそろえてくれる。
123.46
※四捨五入となる。参考の税込み価格で使用。
■(100).ToString(“0個”)
数値の個所を置換してくれる。
100個
まとめ
使い勝手が良い変換が本当に多くて助かる。それ以上に、メンテナンスが不要+しっかりとしたテストが行われている前提の機能なだけに、リスクを冒してまで自分でメソッドを作る必要がない。仮にすでに実績がある自作メソッドがあったとしても、Microsoftがきちんとメンテナンスしてくれるdllと、いつだれが作ってどのタイミングでメンテナンスが行われるのか不明なメソッドとでは、やはり信頼度が違ってくる。
とても便利なので、是非とも活用してほしい。
コメントを残す