クリーンアーキテクチャとは? 第14章
コンポーネントの結合
■所感
物量的な意味でこの書籍の山。ただ、物量のわりに内容はシンプルで読みやすい。
やってはいけないことが明確になっている章なので、なるほどーと思う個所も多々あり、勉強になる話が多かった。
■内容について
非循環依存関係の法則(ADP)
依存の循環を防ぐため、インターフェイスを設けるという考え方がなかったので、非常に勉強になった。
トップダウンの設計
コンポーネントの構造を検討するにあたって、全体像を設計段階で把握するのは難しいよねっていう話。実装後、業務レベルのビジネスロジックが変更されるようなことは避けるべきだから、それを踏まえておく必要があるよねってことだと思う。仮にコンポーネントが循環するようなことがあったら、インターフェイスを使ってね、ってことなんだろう。
安定依存の原則
図がとても分かりやすかった。独立コンポーネントと従属コンポーネントは覚えておこうと思った。コーディング中って、こういう俯瞰した図解ができるのとできないのとではだいぶ違う気がする。インターフェイスをうまく使って依存関係を逆転させる、この辺がサクッとできれば強い武器になるかもしれない。
やっぱりここでもインターフェイスが活躍するのね。。
安定度・抽象度等価の原則
安定度の高いコンポーネントは抽象化、安定度の低いコンポーネントは具象化する。安定度が高ければよいというわけではなく、役割が異なる。安定度の低いコンポーネントは、変更に強いという側面を持っている。安定度の高いコンポーネントに、将来的に変更が加わるであろう仕様は含めないほうがよさそうだ。まぁ、これもインターフェイスの話だよねっていう。。。
無駄のないコンポーネントは主系列付近に分布するらしいけど、こういった見える化に関してはちょっと疑問。単純に、めんどくさいし、次のステップに発展しないような気がする。そもそも、依存0のコンポーネントなんて、作ってる暇なんてあるの?っていう矛盾を含んでいるんだけど。
総括するのも大変な内容だった。。
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